ナバホ族伝統工芸NAVAJO Rug・ナバホラグ・チェロ(羊毛の織物)【Two Grey Hills/トゥーグレイヒルズ】Rachel Yazzie  18J81 

63,800円(税込)

こちらはナバホ族の伝統工芸品でありアート作品でもあるナバホラグです。

【Two Grey Hills/トゥーグレイヒルズ】はナバホ居留地の東部にある街で、そこで織られるナバホラグは、ホワイト、ブラックやグレー、そしてブラウン・・・・その地元で育った羊たちの持つ自然の毛の色のカラーリングの組み合わせで作られるので、どこか落ち着く・・・・ナチュラルでやさしい印象を受けます。

こちらはナバホ居留地のSheep Springに住むRachel Yazzieの作品。
トゥーグレイヒルズの地域ではない他のナバホ居留地の地域で織られたものですが、色あわせ等の特徴が一致するのでトゥーグレイヒルズとして説明文は書きました。

そしてまた・・・・これは彼女が最初に織り上げた記念すべきファーストラグです。

同じテーマでも、作り手によってデザイン、外環のデザイン、カラーリングも異なるので、作者の個性や世界観も個々に違うのも魅力のひとつです。

ナバホラグとは、、羊を放牧しながら飼うことから始まり〜その羊の毛を刈り取り、ウールの毛糸を紡ぎ〜そのナチュラルな毛糸を植物などで染色(たとえば赤はたまねぎの皮、グリーンは野草を使って、黒はその野草を煮込んだものに何度も何度も染色して・・・などなど)

その過程を経て、やっと織り始めるわけですが、オルテガのように機織り機などは使わず、木やホーガン(ナバホ族の住居)に横木をわたし、縦糸を張って、そこに専用の自分たちで作った櫛を使い、ひと織りひと織り丁寧に仕上げていく・・・・

とにかく、羊を育てるところから考えたら、長い年月をかけてひとつの作品を仕上げています。

ナバホ族のグランマが織る姿は、祈りにも似ていて、特に腕の立つひとを<スパイダーウーマン>と、敬意を持って呼んだりもします。



「ナバホラグ」の存在はその製作過程のストーリーや織り込まれるデザインの神秘性も加味され、世界的にも大変有名な伝統工芸です。


サイズは96x61cmくらいです。100%ウールです。
こちらは細い毛糸で丁寧に細かく織られたタペストリーウエイトの作品です。
敷物としてはもちろん。額装したり、マジックテープなどで壁に飾ってもステキな作品です。


※暖色スポットライトの店内にて撮影しています。お使いのパソコン環境によっては、色合いが多少異なる場合がございます。予めご了承下さい 。
また・・・・それなりに高価な品でもありますし、その繊細で緻密な手仕事はやはり直に見てほしいと思いますので、気になる方は是非リトルクラウド店頭にお越しください。

遠方だし、時間も無いし・・って方。ぼくのセレクト眼を信頼して通販で注文してください(笑)

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