<HOPI KACHINAS/KACHINA DOLL>ホピ族伝統工芸カチナドール・人形 Susopa (Cricket)/スーシパ(クリケット)コオロギ 24AU24

19,800円(税込)

こちらは、ホピ族の伝統工芸であり、ホピのカチナから子供たちに贈られる神聖なギフトとして古くから現代まで・・・世代を越えて作り続けられている、トラディショナルな【HOPI KACHINA DOLL】ホピ族木彫刻/カチナドールです!!

コチラは【Susopa (Cricket)/スーシパ(クリケット)コオロギ】のカチナドールです。
スーシパは、クリケット・昆虫のコオロギのカチーナ・精霊。
ホピでは、古来より速く走れることが強くて優れた男の証明であり、とても重要なこととされています。
ランナーである時もあれば、キヴァの儀式のダンサーとして登場することもあります。

スーシパは、黄色のマスクを被り、頭の上にアンテナのような2本の角をつけ、ぼろきれのひだ衿に、腰当て布をつけて、ユッカの葉のムチを手に持った姿で登場します。
そして、競争で負けた人を励ますためにそのムチで打ったりして応援したり、競争に参加したひと全員を祝福し、ギフトを配ったりする役目を担っています。

作者は・・・・6歳の少年カチナカーヴァーのDontrel Mowaくん!
セカンドメサのShungopavi村出身。
2024年7月の渡米で、セカンドメサのホピカルチャーセンター周辺の青空マーケットにて出会いました^_^
画像にも添付しましたが、彼はsensorneural hearing loss/感音難聴です。
でも、絵を描くことがとても楽しくて、自分のアートワークをみんなに見てもらうのが大好き!!
とても明るくて元気な少年でした〜♪

子供ならではの自由で独創的で斬新な色彩や構図・・・アート性・・・
最初見た時は、子供の作品とは知らず・・・・ホピのカチナドールとかの伝統的なクラフトにも、バスキヤとか、アメリカン・ポップアートやムンクの叫びやピカソのような抽象的な表現をする作家もいるんだなぁ〜・・・と流し見をしていたのですが、なんか、この乱雑?ワイルドに塗ったくったスーシパと目が合っちゃって(^_^;)
話を聞くうちに・・・これ、息子が作ったんだよ・・・と、すると。母親に呼ばれて車の中から少年が現れて・・・
「どうすんの・・・買うの?買わないの?」と・・・その日も暑い陽射しだったので、ちょっとダルそうに(^_^;)
うん。じゃ、日本に持って帰ろうかな〜とぼくが言ったら・・・
「日本?・・・どこ?どっから歩いてきたの?」と・・・お母さんが「飛行機に乗って海を越えてきたんだよ・・・」と言うと・・・
「ええええ・・・ひ、飛行機〜⁉あれに乗ったことあるの??」・・・・と。空を指さして、そっちに興味津々w

と・・・まあ。なんかそんなやり取りも含めてフィーリングがあったんで、いくつか彼のアートワークたちを日本へ連れて帰ってきました^_^


トラディショナルスタイル(伝統的)な壁掛け&スタンドタイプ。
素材は・・・ちゃんと伝統に倣ってコットンウッドのドラフトウッドですw

◎小麦の装飾なども含めたサイズ・・・高さ400mm、横80mm、厚み40mmくらい
(多少の誤差はご了承下さい)

ナバホのカチナドールがスーベニアアイテムであるのに対し、ホピのカチナは神聖なアイテムで、ホピの世界観や祈りを感じる作品ばかりですので、是非チェックを・・・・


<HOPI KACHINAS/KACHINA DOLL>とは・・・

ホピカチナ・・・カチーナは、ホピ族が信仰する、超自然的な精霊のような存在。

ホピの人々は太古から全てのものにはカチナ(精霊)が宿ると信じられてきました。
カチーナの種類は200種類以上あるといわれ、それぞれに神話や逸話・・・・そのそれぞれに意味や教えがあるとされています。
現在でもホピの人々は、定期的に行われるカチナダンスの儀式の折にキヴァと呼ばれる礼拝所やプラザ(広場)で、カチナのお面をかぶり、衣装を身にまといダンスを踊ります。

彼等はそこで、この世界にあるすべてのものたちからのパワーを授かり、日々の謙虚で平和な暮らしの為の糧としていくのです。

また、ホピ族だけでなく文化的に近い関係にあるズニ族やラグナ族など他のプエブロ諸族にも同様の信仰が今も続いています。


本来はカチナドール(人形)は、ホピ族の人々が儀式としてのカチナダンスの折、カチナから女の子(現在では男女関わらず子供たちに手渡され)その人形は、精霊の意味やホピの信仰を伝えるべく・・・・家宝として柱や壁に紐に吊るされ掛けられています。

カチーナドールがホピ以外の人々に売られるようになったのは1870年以降といわれ、現在はホピのみならず先住民アート作品として・・・伝統文化を伝承する工芸品として・・・その高い芸術性と供に世界的に注目され、現在はホピの平和のスピリットを伝える大切なアート作品として、お守りとして、祈りを込めて作られたアートは世界中に広がって愛されています・・・

また、ホピのカチナドールは全てコットンウッドから作られます。

カチナドールに描かれている様々な模様には、ホピジュエリーよりも歴史は旧く、それぞれに意味があります。
雨雲・・・レインクラウドのモチーフが多く、農耕民族であるホピにとって聖なる命の水の大切さ・・・・雨雲や雷はそれをもたらしてくれる吉兆のシンボルとされています。


ホピの居留地から祈りと共に・・・・アートとして・・・・お守りとして・・・・大切に運んできました。

是非、ご自宅や・・・意味のあるギフトアイテムとして、精霊と共に生きてみてはいかがでしょうか?

※暖色スポットライトの店内にて撮影しています。お使いのパソコン環境によっては、色合いが多少異なる場合がございます。予めご了承下さい 。
一枚目の画像は晴天時の午後の屋外で撮影しました。

また、自然の素材を使ったハンドメイドの伝統工芸品なので、コットンウッドのヒビや模様、カラーの顔料も既製品のものではなく、石や貝などを削って作った絵の具等使ってる場合も多く、表面は砂のようにざらざらしています。多少こすれてる部分や塗りムラもあったりしますが、そこもホピカチナの特徴であり、手から手へ受け渡されるハンドメイドものということでご理解下さい。

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